2021年1月10日公開
かつてライオンズで大活躍をした最強助っ人アレックス・カブレラ選手。そのカブレラ選手と一緒によく西武ドームに遊びに来ていた愛息、ラモン君のことを覚えている西武ファンは多いと思う。当時はまだあどけなさも残るティーンネイジャーになったばかりの若者だったが、彼ももう31歳となり、2015年にはシンシナティ・レッズの一員としてメジャーデビューも果たしている。
メジャーでは残念ながら2年間で4本塁打を打ったのみで目立った活躍はできなかったが、その後はアメリカの独立リーグで右投げ両打の捕手としてプレーし続けていた。そして現在はベネズエラのウィンターリーグでプレーをしている。
かつてのラモン君、ラモン・カブレラ捕手が今季は日本でプレーをすることになったようだ。だが残念ながらライオンズ入り、というわけではなく、独立リーグの茨城アストロプラネッツへの入団となる。契約に関してはすでに合意に至っているようで、近日中に正式発表されるようだ。
BC茨城は昨季7勝49敗4分で勝率は.125という惨状だった。これはルートインBCリーグ東地区でCSに進出した栃木ゴールデンブレーブスとは35ゲームの差となり、栃木との直接対決も6勝32敗2分だった。
この状況を打破すべく、アストロプラネッツは今季はカブレラ捕手を含め3名のメジャー経験者を補強した。来季はアストロプラネッツが少しでもゴールデンブレーブスとの差を縮められるように、ラモン・カブレラ捕手には父アレックス・カブレラ選手のような打棒でチームを牽引してもらいたい!