HOME > ニュース (102記事) > 今季は名誉挽回となるか?!佐藤龍世選手がようやく1軍に合流

2021年2月26日公開

今季は名誉挽回となるか?!佐藤龍世選手がようやく1軍に合流

news-logo2.png

開幕まであとちょうど1カ月というタイミングで、ライオンズもようやく役者が揃い始めてきた。まず足首を痛めていた山川穂高選手が1軍に合流し、さらには左ふくらはぎを痛めていた中村剛也選手が2軍に合流した。中村選手はまだ少しかかりそうで開幕は不透明な状況だが、しかし4番を打つべき山川選手がようやく1軍に戻ってきたのは朗報だ。

さらに2軍から1軍にはギャレット投手、大曲練投手、佐藤龍世選手、鈴木将平選手が合流した。今季のライオンズはサードとレフトがまだ埋まり切っていないため、佐藤選手はサード候補、鈴木選手はレフト候補ということになるのだろう。ふたりとも将来有望な若手野手だ。

佐藤選手といえば彼もまた富士大学出身の選手だ。ライオンズでは山川選手、外崎修汰選手、多和田真三郎投手が富士大出身で、佐藤選手もこの3人のタイトルホルダーに少しでも近づきたいところだ。

今年の春季キャンプでは松井稼頭央2軍監督により、B班の副キャプテンにも指名されている。年齢も学年的には25歳というシーズンで、今後チームの顔になっていくためにもそろそろブレイクのきっかけを掴んでおきたい。

ライオンズは現状として、中村剛也選手の後継三塁手の育成が急務となっており、佐藤選手はまさにその有力候補となる。ここまではルーキーであるタイシンガー・ブランドン大河選手が目立つ形になっているが、しかしプロでの経験年数を考えれば佐藤選手はここでブランドン選手に負けている場合ではない。何としてでもオープン戦の間に開幕1軍の座を手にできるような働きを見せておきたい。

明日2月27日に行われるマリーンズ戦の先発は浜屋将太投手だ。浜屋投手も開幕ローテーション入りを目指す左腕であり、明日はこの浜屋投手の仕上がり具合にも注目していきたい。しかし昨年のような落ち着いたマウンド捌きを見せてくれれば、明日もしっかりと試合を組み立ててくれるだろう。

今年初めて有観客(3,000人)で行われる明日のマリーンズ戦。投打共に注目株が多い一戦となりそうだ。

THE埼玉西武ライオンズガゼット筆者/カズ
筆者 2010年1月よりパーソナルコーチとしてプロ野球選手のサポートを行うプロフェッショナルコーチ。 選手の怪我のリスクを正確に分析し、怪我をしないフォームに変える動作改善指導が特に好評。 このブログではプロコーチ目線でライオンズについて冷静に、そして愛を込めて書いていきます!
⚾️ 筆者カズのTwitter(現X)
⚾️ 筆者カズの野球系YouTube
⚾️ 筆者カズの野球系Instagram
SNSのフォローやいいねもよろしくお願いします🙏

関連記事